Kemp社製 LoadMaster LMOS 7.2.47.0ファームウェア提供のお知らせ

2019/09/13

この度、Kemp Technologies社から、LoadMaster LMOS 7.2.47.0のファームウェアが提供されました。
Kemp Technologies社では、既にバーチャルアプライアンスで「TLS 1.3」をサポートしていますが、新たにリリース
するファームウェア 7.2.47.0 では、SSLアクセラレーション LSIを実装するハードウェアアプライアンスでも「TLS 1.3」のサポートを開始いたします。

【TLS 1.3とは?】
TLS 1.3とは、インターネット技術の標準化団体IETFが、2018年8月に正式に策定した、ネットワーク上のセキュリティ
に関するプロトコルの最新バージョンです。
ブラウザ大手4社では「TLS 1.3」にいち早く対応しており、サーバ側でもこの対応が急がれる状況です。
インターネット上のビジネスやサービスでは、通信の安全性は重要な課題であり、「TLS 1.3」の導入はもっとも優先
すべき課題の一つです。
Kemp Technologies社では「TLS 1.3」について、2019年1月には仮想アプライアンスに対応、今回はハードウェア
アプライアンスにもいち早く対応しており、サーバ側の安全性を強力にサポートし、充実したアプリケーション
エクスペリエンスの提供を支援いたします。

【TLS 1.3へ変更するメリット】
■暗号化通信の高速化
(暗号化ネゴシエーション時のやり取り削減により、パフォーマンス向上)
■安全性の強化
(脆弱な暗号化アルゴリズムの排除、秘密鍵漏洩の対策と強化)

※最新ファームウェアは以下URLよりダウンロードしてください。

GA LMOS Release: 7.2.47.0
https://support.kemptechnologies.com/hc/en-us/articles/360032331331-GA-LMOS-Release-7-2-47-0

ファームウェア説明
https://support.kemptechnologies.com/hc/en-us/articles/360031206711-LoadMaster-7-2-47-0-Release-Notes

※ダウンロードにはKEMP IDが必要です。以下のサイトからKEMP IDを作成してください。

http://kemptechnologies.com/support/kemp-id-registration