概要

LEX3881-2F、世界最小サイズ(※1)の Ethernet OAM対応メディアコンバータ

「LEX3881-2F」はEthernetOAMに対応し、Link OAM/CFM OAM機能を搭載したメディアコンバータです。EthernetOAM対応メディアコンバータとして世界最小サイズ(※1)を実現しています。

「LEX3881-2F」は隣接する装置間を接続している回線の状態監視をはじめ、複数の装置間の接続障害の監視、スループット測定、フレームロス測定、フレーム遅延測定など、イーサネット網上での運用、管理、保守機能を有し、故障要因の特定化、切り分けの容易さで高いコストパフォーマンスと安定した伝送品質を提供いたします。 また、Dying Gasp機能は停電等の電源断をリモートで通知する機能を備えており、故障時に迅速に対応できます。

(※1) Ethernet OAM対応 スタンドアローン（単体）型 　ギガメディアコンバータにおいて、 2018年4月18日現在。当社調べ。

「LEX3881-2F」は「Interop Tokyo 2019」において、“Best of Show Award”のエンタープライズIT部門で審査員特別賞を受賞しました。“Best of Show Award”は、「Interop Tokyo 2019」でICT業界有識者による厳正な審査を経て、優れた製品を表彰するものです。

主な機能

• 安心の国内設計・国内製造
• 1000BASE-X, 10GBASE-Rを10GBASE-Rに変換するメディアコンバータ
• 1000BASE-SX、SX2、LX、LH、ZX、Bidi(1芯)、C(D)WDM SFP及び、10GBASE-SR、LR、ER、ZR、Bidi(1芯)、C(D)WDM SFP+対応
• SFP/SFP+は実装するだけで速度自動判定
• 長距離SFP/SFP+ ZX(ZR)とC(D)WDM SFP/SFP+など、長距離用SFP/SFP+2本実装も可能
• スタンドアロンデバイスとしても、シャーシ収納デバイスとしても使用可能
• IEEE802.3ah準拠で隣接メディアコンバータの設定・監視, Dying Gasp機能を搭載
• IEEE802.1ag準拠でCFM OAMによるContinuity Check、Loop Back、Link Trace機能を搭載
• ITU-T Y.1731準拠で拡張CFM OAMによるLOC, AIS、RDI、DM、LM、TST機能を搭載
• スタンドアロンでもDIP SWによるLFP(リンクフォルトパススルー)、フラッディングモード設定が可能
• スイッチ動作で10,240byteのジャンボフレームにも対応
• L2ネットワークに影響を与えないBPDU、EAPOL透過対応
• シャーシ搭載時のホットスワップ対応
• 本体LEDによるリンク状態・F/W更新の状態確認可能
• マグネット、ゴム足、抜け防止用結束バンドの各種取付オプションを標準付属
• -10℃～55℃の広範囲な温度での動作が可能
• Link OAM/CFM OAM機能を実装しながら55mm(W)ｘ110mm(D)ｘ20mm(H)の世界最小設計
• SFP+10G-ZR相当を2本実装しても常温で7.5Wの省電力設計
• ネットワーク構成例