概要
産業用メディアコンバータ「MCI2000シリーズ」。1000BASE-SXと1000BASE-LX をラインアップ。
MCI2000シリーズは、-40℃~75℃の広範囲な温度での動作が可能な10/100/1000BASE-Tを1000BASE-SX/LXに変換する産業用メディアコンバータです。
同シリーズ製品は、標準機能に加えて、LFP (リンクフォルトパススルー)機能をサポートしているほか、DC12V~48Vの電圧範囲で動作させることができます。
また、広い範囲の動作温度に対応していることや、ポート遮断や電源障害発生時に警報信号を出力して未然にトラブルを防ぐことが可能な、警報リレー端子を搭載している等、産業環境向けに設計された信頼性の高いメディアコンバータです。
主な機能
- オートネゴシエーション機能をサポート
- MDI/MDI-X自動切替
- 全二重動作のフロー制御と半二重動作のバックプレッシャー (IEEE 802.3x) に対応
- 伝送距離
MCI2852-005:最大550m
MCI2852-10:最大10km - 1.25Gbps ビットレートに対応
- ジャンボフレーム ( 最大10,240Byte) に対応
- LFP( リンクフォルトパススルー ) 機能に対応
- 警報リレー対応
- FANレス
- クラス 1 レーザー製品 EN 60825-1 準拠
- 動作温度:-40℃~+75℃
- RoHS対応
- DC電源からの供給により動作(ACアダプタには非対応)
外観図
仕様
製品型番 | MCI2852-005 MCI2852-10 |
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標準規格 | IEE802.3, IEEE802.3j, IEEE802.3z, IEEE802.3u, IEEE802.3ab, IEEE802.3x |
データ転送速度 | 10/100/1000Mbps (CSMA/CD) |
ポート | [イーサネット] 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T ×1ポート(MDI/MDI-X自動切替) [Duplex] Full/Half [Auto Negotiation] 対応 [ファイバポート] MCI2852-005:1000BASE-SX ×1ポート(MMF550m/SCコネクタ2芯) MCI2852-10:1000BASE-LX ×1ポート(SMF10km/SCコネクタ2芯) |
光入出力 | [波長] MCI2852-005:850nm MCI2852-10:1310nm [出力] MCI2852-005:-9.5~-4dBm MCI2852-10:-9.5~-3dBm [受信感度] MCI2852-005:-18~ 0dBm MCI2852-10:-20~-3dBm |
使用ケーブル | [10BASE-T] UTPカテゴリ3以上 [100BASE-TX] UTPカテゴリ5以上 [1000BASE-T] UTPカテゴリ5e以上 [1000BASE-SX] MMF:62.5/125μm / 50/125μm(ファイバポート) [1000BASE-LX] SMF:9/125μm / 10/125μm(ファイバポート) |
ジャンボフレームサイズ | 10240 bytes |
MACアドレス登録数 | 8,192 |
通信機能 | EAP/ BPDU/ LACP/ LLDP/ IGMP およびTag フレーム 透過 |
フローコントロール | IEEE802.3x |
レイテンシ | 3.625us |
電源 | [定格入力/周波数] 12 ‒ 48VDC [最大入力電流] 76mA(12VDC 時), 38mA(24VDC 時),19mA(48VDC 時) [最大消費電力] 0.912W [最大発熱量] 0.784kcal/h |
警報リレー | 対応 ( 電源非冗長時または LAN ポート /FIBER ポートリンクダウン時 ) |
警報リレー接点定格 | 0.6A/30VDC |
外形寸法 | 35.8mm(W)×90mm(D)×100mm(H) ※突起部含まず |
環境条件 | [動作時温度/湿度] -40~+75℃ / 5~95% ※結露なきこと [保管時温度/湿度] -40~+85℃ / 5~95% ※結露なきこと |
環境 | RoHS基準 |
適合性 | [EMI規格] VCCIクラスA |
信頼性 | MTBF 177,829h (75℃) |
同梱物 | インストレーションガイド & 保証書 |
オプション
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