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構成


802.1Q VLAN構造

シナリオ

ポート1と8にIP電話のデータ (Voiceデータ/RTPなど) が入力されたら、そのデータは出力ポート(ポート24)から転送される際、PC接続ポート(ポート10)の処理より絶対優先で処理されて出力される。
※音声帯域は確保される。

設定例

VLAN定義 コメント
(config)# vlan database VLAN定義を最初に行う
(config-vlan)# vlan 200
(config-vlan)# exit
インタフェースの設定 コメント
(config)# interface ethernet 1/1,8,10,24 #1,#8,#10,#24 のVLAN200の定義とアクセスポートを設定する
(config-if)# switchport allowed vlan add 200
(config-if)# switchport native vlan 200
(config-if)# exit
VLAN定義 コメント
(config)#voice-vlan Voice-VLANを有効に設定する
(config)#voice-vlan vlan-id 200 Voice-VLANを定義する
ベンダコード xx-xx-xx の設定 コメント
(config)# voice-vlan oui add xx-xx-xx
Voice_VLAN_Test
任意のベンダーコードxx-xx-xx(MACアドレスの先頭3バイト)を設定する
インタフェースの設定 コメント
(config)# interface ethernet 1/1,8 #1、#8のVoice-VLANを有効にする

入力されたフレームの送信元MACアドレスは静的に登録される
(config-if)# voice-vlan port-mode auto
(config-if)# voice-vlan security

関連コマンド

  • #show running-config
  • #show vlan voice

備考

Voice-VLANはDefaultでAging-timeは86400秒、QOSのクラスは7(もっとも高いクラス)に所属している。
Voice-VLANの場合、出力ポートの設定は、Strict (default) のみ有効。

【注意】
Voice-VLAN機能が有効なポートの配下に複数のIP電話とPCを接続する場合、すべてのOUIを登録する必要あり。
1ポートの配下には1デバイスを推奨する。