デフォルトゲートウェイの設定 次項 »
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シナリオ

デフォルトゲートウェイは、LANから外部ネットワークに接続する際の玄関口となる仕組みです。
送られてきたパケットの宛先が自身のルーティングテーブルに無い(=どこに転送すればいいかわからない)場合に転送する宛先です。

LAN内ネットワークにあるコンピュータがインターネットなどの外部ネットワークに接続する場合に経由する機器を登録することが多く、一般的にはルータを登録させます。
ルータに転送すれば、ルータのルーティングテーブルに従って適切にパケットを転送してくれます。

今回は192.168.1.0/24のネットワークにあるFXC5628PEに、デフォルトゲートウェイとしてルータのLAN側ポートのIPアドレス(192.168.1.254)を設定します。

設定例

モード コマンド 説明
FXC5628PE(config)# ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 192.168.1.254
または ip route 0.0.0.0/0 192.168.1.254
デフォルトゲートウェイに192.168.1.254を設定。
CIDR表記も可。

関連コマンド

モード コマンド 説明
FXC5628PE# show running-config 現在のコンフィグを表示する。
FXC5628PE# show ip route ルーティングテーブルを表示する。

その他、備考

本機は、単一IPでのデフォルトルートをデフォルトゲートウェイとして扱います。
複数のIPを持ち、端末のゲートウェイに本機を登録してる場合、VLAN間通信が可能となります。