STP 次項 »
« « FXC5628PEシリーズ目次


構成

STP

シナリオ

FXC5628PEを3台使用し、スパニングツリープロトコル（STP）で経路を冗長化します。
ブリッジプライオリティを下記の通り異なる値に設定します。
　FXC5628PE ①：Priority 4096
　FXC5628PE ②：Priority 12288
　FXC5628PE ③：Priority 32768（デフォルト

以上を実施すると、ポートが以下の通りに収束します。
　FXC5628PE①：Gi1/1（Designed Port）、Gi1/24（Designed Port）
　FXC5628PE②：Gi1/1（Root Port）、Gi1/14（Designed Port）
　FXC5628PE③：Gi1/14（Alternate Port）、Gi1/24（Root Port

　

設定例

FXC5628PE①/②の設定(共に同じ設定です。)

モード コマンド 説明
FXC5628PE(config)# spanning-tree mode stp スパニングツリーをSTPモードにする。
FXC5628PE(config)# spanning-tree mst 0 priority 4096　①
spanning-tree mst 0 priority 12288　②
spanning-tree mst 0 priority 32768　③		 ブリッジプライオリティを設定する。
FXC5628PE①：4096
FXC5628PE②：12288
FXC5628PE③：32768
FXC5628PE(config)# interface gigabitEthernet 1/1 gigabitEthernet 1/24　①
interface gigabitEthernet 1/1 gigabitEthernet 1/14　②
interface gigabitEthernet 1/14 gigabitEthernet 1/24　③		 インターフェースコンフィグレーションモードに移動する。
FXC5628PE(config-if)# spanning-tree スパニングツリー機能を有効にする。(対象のポート全てに設定)

関連コマンド

モード コマンド 説明
FXC5628PE# show running-config 現在のコンフィグを表示する。
FXC5628PE# show spanning-tree スパニングツリーのステータスを表示する。
FXC5628PE# show spanning-tree mst 0 スパニングツリーステータスの要約情報を表示する（タイマーやカウンター設定など）。
FXC5628PE# show spanning-tree detailed スパニングツリーの統計情報を表示する。